2022年から舞台は弥富トレーニングセンターを改修した新しい競馬場での1500mに変更。その昨年は、勝負どころからインコースを回ったイグナイターが勝利。地方所属馬では17年以来の勝利で、兵庫所属馬としてはタガノジンガロ、トウケイタイガーに次ぐ3頭目の優勝馬となった。ただ、大型連休中のハンデ戦として実施されるのは今年が最後。24年からはグレード別定に変わり、時期も3月上旬に移動する。(浅野 靖典)
- 実施日
- 2023年5月2日(火)
- 競馬場
- 名古屋競馬場
- 距離
- ダート右回り 1500m
- 出走資格
- サラブレッド系4歳以上
- 1着賞金
- 2800万円
- 負担重量
- ハンデキャップ
歴史
名古屋競馬場または中京競馬場で実施されていた高額賞金の重賞・東海桜花賞からの流れをもつ重賞。「かきつばた」は愛知県の県花。1999年にダートグレード競走のGIIIとして創設された。それまでの東海桜花賞は中長距離が舞台だったが、このレースは第1回から1400mで、2022年からは移転した新しい名古屋競馬場での1500mに舞台が変わった。なお東海桜花賞は、現在はこのレースの前哨戦となっている。(浅野 靖典)
コース紹介
名古屋・右1500メートル
2022年4月オープンの新・名古屋競馬場は、既存施設の弥富トレーニングセンターをベースにしたもの。それまでは旧・名古屋競馬場と同じ形状だったが、改修で1周の距離が1100mから1180mに変わり、4コーナーからゴールまでは240mと横に長くなった。そのため1400mの設定がなく、基本の距離は1500m。また、3コーナーはカーブが緩く、4コーナーはそれよりも急な「スパイラルカーブ」を採用。その影響で4コーナーから最後の直線では、馬群が横に大きく広がるシーンが多く見られるようになった。(浅野 靖典)
過去5年の競走成績
-
2022年 第24回
2022年5月3日(火)
名古屋 右1500m
天候:晴 馬場:稍重
1着 |
イグナイター | 1:31.8 | 2人気 |
2着 |
ヘリオス | 1 | 1人気 |
3着 |
ラプタス | 1/2 | 4人気 |
-
2021年 第23回
2021年5月3日(月)
名古屋 右1400m
天候:晴 馬場:良
1着 |
ラプタス | 1:25.2 | 2人気 |
2着 |
テイエムサウスダン | 3 | 1人気 |
3着 |
ベルダーイメル | 1 | 3人気 |
-
2020年 第22回
2020年5月4日(月)
名古屋 右1400m
天候:曇 馬場:良
1着 |
ラプタス | 1:25.3 | 1人気 |
2着 |
ノボバカラ | 3 | 3人気 |
3着 |
ドリームドルチェ | 5 | 5人気 |
-
2019年 第21回
2019年5月1日(水)
名古屋 右1400m
天候:雨 馬場:不良
1着 |
ゴールドクイーン | 1:25.1 | 2人気 |
2着 |
ヤマニンアンプリメ | 2 1/2 | 1人気 |
3着 |
テーオーヘリオス | 3 | 5人気 |
-
2018年 第20回
2018年4月30日(月)
名古屋 右1400m
天候:曇 馬場:良
1着 |
サクセスエナジー | 1:25.9 | 2人気 |
2着 |
キングズガード | 3/4 | 1人気 |
3着 |
サンライズメジャー | クビ | 9人気 |
アクセス
- 開催場所
- 名古屋競馬場(愛知県弥富市駒野町1-1)
- 公共交通機関
- 近鉄蟹江駅、近鉄/JR弥富駅
⇒車・タクシー:約20分
- 車・タクシー
- 伊勢湾岸自動車道 湾岸弥富I.C.から約2㎞
伊勢湾岸自動車道 弥富木曽岬I.C.から約3㎞
- 駐車場
- 第1駐車場:571台(無料)
第2駐車場:1429台(無料)
- HP
- https://www.nagoyakeiba.com/