レース紹介 Introduction

今年で69回目となる伝統の牝馬重賞。ダートグレード競走となった1997年以降は、初年度のマキバサイレント(船橋)を皮切りに、2009年にはJRAから移籍した白毛のユキチャン(川崎)など、ここまで地方馬が8勝。19〜21年には、クレイジーアクセル、サルサディオーネ(ともに大井)、ダイアナブライト(川崎)と、地方馬が3連覇を達成した。22年はテリオスベル(JRA)が勝ったものの、地方馬の存在が見逃せないレース。牝馬のダートグレード競走では唯一のハンデ戦で、波乱の決着となるケースもある。(前田 恒)

実施日
2023年11月29日(水)
競馬場
船橋競馬場
距離
ダート左回り 1800m
出走資格
サラブレッド系3歳以上牝馬
1着賞金
3000万円
負担重量
ハンデキャップ
  • 2022年 テリオスベル 後続を引き離し重賞初制覇

    2022年 テリオスベル 後続を引き離し重賞初制覇

  • 2021年 ダイアナブライト 直線外に馬体を離して差し切る

    2021年 ダイアナブライト 直線外に馬体を離して差し切る

  • 2020年 サルサディオーネ トップハンデでも逃げ切り圧勝

    2020年 サルサディオーネ トップハンデでも逃げ切り圧勝

レース体系

体系図の要素説明
クイーン賞 体系図

歴史

1955年に創設。本年で67回を数える伝統の牝馬重賞だ。距離は一貫して1800mで実施されている。97年にダートグレード競走となり、2004年から現在と同じ12月実施に、そして06年にはグレード別定からハンデ戦へ変更となる。19年クレイジーアクセル、20年サルサディオーネと勝ち馬がその年のNARグランプリ4歳以上最優秀牝馬に選ばれている。(前田 恒)

コース紹介

船橋・左1800メートル

クイーン賞 コース

舞台となる船橋競馬場は1周1400mの左回り。入口のコーナーが緩やかで、出口のコーナーがきついスパイラルカーブを南関東で唯一、採用している。スピードを落とさず進入して、4コーナーでは馬群がばらけやすいため差し馬も勢いを維持したまま直線を迎える。クイーン賞JpnIIIが行われる1800mは、フルゲート14頭。4コーナー奥のポケットからスタートしてホームストレッチいっぱいを使ってポジション争いができるため、枠による差はない。(前田 恒)

過去5年の競走成績

  • 2022年 第68回

    過去5年の競走成績 2022

    2022年11月30日(水)
    船橋 左1800m
    天候:曇 馬場:稍重

    1着 テリオスベル1:54.43人気
    2着 グランブリッジ22人気
    3着 ショウナンナデシコ71人気
  • 2021年 第67回

    過去5年の競走成績 2021

    2021年12月1日(水)
    船橋 左1800m
    天候:晴 馬場:不良

    1着 ダイアナブライト1:51.46人気
    2着 サルサディオーネクビ1人気
    3着 プリティーチャンス53人気
  • 2020年 第66回

    過去5年の競走成績 01

    2020年12月3日(木)
    船橋 左1800m
    天候:曇 馬場:稍重

    1着 サルサディオーネ1:51.43人気
    2着 アッシェンプッテル2 1/21人気
    3着 サルサレイア87人気
  • 2019年 第65回

    過去5年の競走成績 02

    2019年12月11日(水)
    船橋 左1800m
    天候:曇 馬場:稍重

    1着 クレイジーアクセル1:53.64人気
    2着 プリンシアコメータ2 1/23人気
    3着 ラインカリーナ1/22人気
  • 2018年 第64回

    過去5年の競走成績 03

    2018年12月12日(水)
    船橋 左1800m
    天候:曇 馬場:不良

    1着 アイアンテーラー1:52.72人気
    2着 サルサディオーネ33人気
    3着 オルキスリアン36人気

アクセス

開催場所
船橋競馬場(千葉県船橋市若松1-2-1)
公共交通機関
京成電鉄「船橋競馬場駅」
⇒徒歩:南口から約5分
JR「南船橋駅」
⇒徒歩:北口から約10分
車・タクシー
「成田国際空港」から約50分
JR「東京駅」から約40分
京葉道路「花輪I.C.」から約5分
東関東自動車道「谷津船橋I.C.」から約18分
駐車場
640台(500円)
HP
http://www.f-keiba.com/