2歳牝馬による唯一のダートグレードで、地元北海道が好成績を収めており、過去10回で7勝し3着まで独占も3回ある。また近年はフレッシュな種牡馬の活躍が目立ち、20年ソロユニット(父アジアエクスプレス)、21年スピーディキック(父タイセイレジェンド)、22年マルカラピッド(父マインドユアビスケッツ)がいずれも当レースで父にグレード初勝利をプレゼントした。23年から実施時期が移動となった関係で、当レースとJBC2歳優駿JpnIIIの両方に出走することは不可能になった。(栗田 勇人)
- 実施日
- 2024/10/31(木)
- 競馬場
- 門別競馬場
- 距離
- ダート右回り 外1200m
- 出走資格
- サラブレッド系2歳牝馬
- 1着賞金
- 2000万円
- 負担重量
- 定量(55kg)
歴史
1998年に国内で唯一の2歳牝馬限定のダートグレード競走として創設。歴史を振り返ると、札幌1700m、門別1800m、旭川1600mなど様々な舞台で実施されてきたが、2009年からは門別1200mで行われている。グランダム・ジャパンがスタートした10年から2歳シーズンの対象競走で、このレースを勝った18年アークヴィグラス、21年スピーディキック(ともに北海道)は、南関移籍後に最終戦の東京2歳優駿牝馬も制して、2歳シーズンの女王となった。23年からは全国的なダート競走の体系整備に伴い、10月中旬から11月上旬に変更となった。(前田 恒)
コース紹介
門別・右1200メートル
門別競馬場は右回りで、大井競馬場、盛岡競馬場と同じく1周は1600m。外回りはカーブが緩やかで直線が330mと長いため、追い込み勢の台頭も可能なコースとなっている。エーデルワイス賞JpnIIIが行われる1200m(外回り)は、フルゲート16頭で、2コーナー奥のポケットからスタート。向正面をいっぱいに使ってポジション争いができるため枠による有利不利はさほどない。展開や位置取りが明暗を分ける。(前田 恒)
過去5年の競走成績
-
2023年 第26回
2023年11月1日(水)
門別 右1200m
天候:雨 馬場:重
1着 |
モズミギカタアガリ |
01:13.1 |
10人気 |
2着 |
スティールマジック |
3/4 |
1人気 |
3着 |
モノノフブラック |
クビ |
4人気 |
-
2022年 第25回
2022年10月20日(木)
門別 右1200m
天候:晴 馬場:良
1着 |
マルカラピッド | 1:13.7 | 4人気 |
2着 |
エコロアイ | 2 1/2 | 3人気 |
3着 |
トモジャミ | 1 | 2人気 |
-
2021年 第24回
2021年10月14日(木)
門別 右1200m
天候:曇 馬場:重
1着 |
スピーディキック | 1:12.2 | 3人気 |
2着 |
ヒストリックノヴァ | クビ | 1人気 |
3着 |
エイシンヌプリ | アタマ | 5人気 |
-
2020年 第23回
2020年10月15日(木)
門別 右1200m
天候:曇 馬場:重
1着 |
ソロユニット | 1:12.2 | 1人気 |
2着 |
ミコブラック | 4 | 4人気 |
3着 |
マーサマイディア | 1 1/2 | 5人気 |
-
2019年 第22回
2019年10月10日(木)
門別 右1200m
天候:晴 馬場:重
1着 |
コーラルツッキー | 1:12.3 | 7人気 |
2着 |
アザワク | 1/2 | 2人気 |
3着 |
ミナトノヨーコ | 1/2 | 11人気 |
アクセス
- 開催場所
- 門別競馬場(北海道沙流郡日高町富川駒丘76-1)
- 公共交通機関
- JR「札幌駅」
⇒道南バス:札幌駅前バスターミナル10番のりば乗車、「門別競馬場前」下車
⇒JR北海道バス(無料):北口乗車(要予約)
※無料送迎バスは現在予約を受け付けておりません。
- 車・タクシー
- 「新千歳空港」から約50分
JR「鵡川駅」から約15分
厚真門別道路「鵡川I.C.」から約15分
- 駐車場
- 約1000台(無料)
- HP
- http://www.hokkaidokeiba.net/