
JBC競走の前哨戦“Road to JBC”として、1着馬にはJBCクラシックへの優先出走権が与えられる。ダートGI/JpnI戦線へ向け、JRAからGI/JpnI級のトップホースが秋の初戦として参戦してくることが多く、JpnIIながらハイレベルな争いとなる。2011年のスマートファルコンから10年連続でJRA勢が勝利していたが、21・22年は連続で地元南関東勢が勝利。23年には1着ウシュバテソーロが、24年にも2着ウシュバテソーロ、5着デルマソトガケが、その後アメリカのブリーダーズカップ・クラシックGIに遠征したように、近年は海外へ向かうステップともなっている。(斎藤 修)
- 実施日
- 2025年10月1日(水)
- 競馬場
- 船橋競馬場
- 距離
- ダート左回り 1800m
- 出走資格
- サラブレッド系3歳以上
- 1着賞金
- 4000万円
- 負担重量
- グレード別定(基準重量3歳54kg、4歳以上56kg、牝馬2kg減)
令和6年10月1日以降令和7年9月19日まで、GI/JpnI競走1着馬2kg増、GII/JpnII競走1着馬1kg増
令和6年9月30日以前のGI/JpnI競走1着馬1kg増(ただし2歳時の成績を除く)

2024年 ウィリアムバローズ 会心の逃げで人気馬を退ける

2023年 ウシュバテソーロ 休み明けでも貫録勝ち

2022年 フィールドセンス 転入3戦目の8歳馬がDG初制覇
歴史
1954年に2000mの南関東重賞・NTV盃として創設。98年にGIIIのダートグレード競走となり、1800mに距離短縮。翌99年に日本テレビ盃に名称変更。02年にGIIに格上げされた。なお07年は馬インフルエンザの影響で、グレードなしの南関東限定重賞として実施された。21年は牝馬のサルサディオーネ(大井)が逃げ切り、ダートグレード競走となって以降では、JRA馬も含め初めて牝馬による勝利。22年はJRAから転入3戦目のフィールドセンス(船橋)が制した。(斎藤 修)
コース紹介
船橋・左1800メートル
船橋1800mは4コーナーのポケットからスタートし、最初のコーナーまでが約450m。コーナーの入りが緩やかで内外に高低差がついたスパイラルカーブが採用されており、スピードを落とさずにコーナーを通過できる。ゴールまでの直線は308m。力通りの決着となりやすく、紛れの少ない舞台と言える。(斎藤 修)
過去5年の競走成績
-
2024年 第71回
2024年9月25日(水)
船橋 左1800m
天候:曇 馬場:良
1着 |
ウィリアムバローズ |
1:52.8 |
3人気 |
2着 |
ウシュバテソーロ |
1 |
1人気 |
3着 |
メイショウハリオ |
4 |
4人気 |
-
2023年 第70回
2023年9月27日(水)
船橋 左1800m
天候:曇 馬場:良
1着 |
ウシュバテソーロ |
1:51.7 |
1人気 |
2着 |
テンカハル |
2 1/2 |
5人気 |
3着 |
スワーヴアラミス |
1 1/2 |
6人気 |
-
2022年 第69回
2022年9月28日(水)
船橋 左1800m
天候:晴 馬場:良
1着 |
フィールドセンス | 1:53.0 | 7人気 |
2着 |
クラウンプライド | 1/2 | 3人気 |
3着 |
サルサディオーネ | 3 | 2人気 |
-
2021年 第68回
2021年9月29日(水)
船橋 左1800m
天候:曇 馬場:良
1着 |
サルサディオーネ | 1:53.5 | 2人気 |
2着 |
ダノンファラオ | 1/2 | 3人気 |
3着 |
メイショウダジン | 1 | 5人気 |
-
2020年 第67回
2020年9月30日(水)
船橋 左1800m
天候:曇 馬場:稍重
1着 |
ロードブレス | 1:50.5 | 5人気 |
2着 |
デルマルーヴル | 2 | 3人気 |
3着 |
ストライクイーグル | 2 1/2 | 7人気 |
アクセス
- 開催場所
- 船橋競馬場(千葉県船橋市若松1-2-1)
- 公共交通機関
- 京成電鉄「船橋競馬場駅」
⇒徒歩:南口から約5分
JR「南船橋駅」
⇒徒歩:北口から約10分
- 車・タクシー
- 「成田国際空港」から約50分
JR「東京駅」から約40分
京葉道路「花輪I.C.」から約5分
東関東自動車道「谷津船橋I.C.」から約18分
- 駐車場
- 460台(本場開催中は2000円)
- HP
- https://www.f-keiba.com/