日々データと向き合いながら、
日本各地の競馬場や
お客様と向き合っています。

F.K
企画部企画課/2023年入会

売上やお客様の動向を分析し、
NARの業務や地方競馬全体の
経営改善につなげます。

各種調査やデータ分析の
知識を身につけることも
大切な仕事。

編集に携わった資料を
見た相手から「ありがとう」
と言われた時はうれしいですね。

職員Q&A

Q1

NARを選んだ理由は?

子供の頃から旅行が好きで、とくに日本各地のお祭りなど、地方民俗に興味がありました。就職活動でも最初は、地方の暮らしや文化、インフラを支える仕事に就きたいと考え、九州や東北などの電力会社も受けていましたね。そうした中、NARに興味を持ったのは、地方競馬の売上の一部が地域の教育や文化の発展などを支えていると知ったから。また、ここなら日本各地の人たちと関われると思ったからです。ちなみに、NARではないのですが父親も地方競馬に携わる仕事をしており、地方競馬自体は昔から身近な存在でした。幼い頃も夕食中に父親が映っていないかとテレビのパドック中継をじっと見ていた記憶もありますし、学生時代は友人とも競馬場に遊びに行っていました。人々に楽しさを提供しながら、地方の暮らしうや文化を守る役に立ちたい。最後は、この思いが決め手になりました。

Q2

現在の仕事内容は?

企画部企画課は、NARの業務や地方競馬全体の経営改善につながる企画の立案や実施に取り組む部署です。その中で私は、全国各地の開催成績(日毎の売上金額・来場者数)やお客様の動向などの分析、競輪やボートレースといった他の公営競技団体の企画部署との調整連絡窓口などの業務に携わってきました。また、2年目からは来場者調査をメインに行っており、実際に全国の競馬場にアンケートの取得に行く機会も増えました。さらに、2年目からは公正部の専門職も併任。月に1度(2〜3日間)、開催中の競馬場に派遣され、裁決助手としてレースの監視なども行っています。

Q3

仕事の面白さ、やりがいは?

面白さを感じる仕事の一つに、地方競馬に関するデータを一冊にまとめた資料の編集があります。毎年、内容を更新し、全国各地の主催者や団体に配布するのですが、この資料は様々な場面で使われています。まだ入会2年目にも関わらず、こうした大切な資料を担当させてもらっていると思うと、緊張もしますがやりがいも感じますね。また、入会1年目には月ごとの開催成績を集計し、メールで送付するという仕事を担当していたのですが、その送り先の担当者と会議などで顔を合わせると、「いつも、ありがとうございます」と感謝されることも。普段はパソコンと向き合う仕事ですが、その先にたくさんの人たちがいるのだと思うと、仕事のモチベーションも高まります。

Q4

印象に残っている出来事は?

入会1年目に先輩と一緒に実施した来場者調査は印象に残っています。どんな属性のお客様が、どんな目的で競馬場を訪れているのか。実際に現地でアンケートを実施したのです。学生時代の私の記憶では、地方競馬場は年配のコアな競馬ファンの男性が多く、逆に若い女性や家族連れはほとんどいない場所でした。しかし、実際にアンケートを取ってみると、割合こそ男性のお客様が7〜8割を占めましたが、中には「推し活」に来た若い女性や小さなお子様連れのご家族もおり、彼ら彼女らの生の声を聞くことができました。時代の変化も感じましたし、地方競馬の新しい可能性に気づくこともでき、とても感慨深い調査となりました。

Q5

NARの魅力は?

1つの会社の中で、本部業務と開催業務というまったく異なる2つの仕事に挑戦できる点は大きな魅力だと思います。それぞれの仕事に対する視野が広がりますし、良い気分転換にもなります。また、東京・六本木の新しいオフィスとその雰囲気、当会の人間関係の良さもオススメのポイント。新オフィスはフロア全体が壁の少ないオープンな空間のため、上司や先輩ともコミュニケーションが取りやすく、部署を超えた質問や相談もしやすいと思います。また、周囲の人たちに頼られている先輩の仕事ぶりを目にする機会も多く、「私もいつか、こんな風に仕事ができるようになりたい」と仕事のモチベーションにもつながっています。

Q6

今後の目標は?

先輩たちを見ていると、それぞれの仕事の経験や知識が次の仕事につながっているように感じるため、私も目の前の仕事の一つひとつに真剣に取り組むことが目標です。まずは、企画部にいる間に様々な調査を実施したり、データ分析できるスキルを磨きたいですね。その上で、全国各地の地方競馬場の来場促進につながる企画が一つでも立案できたらと思います。そして、その先には入会前に思い描いていた、地方の暮らしや文化を守る一助になれれば。NARの仕事は民間企業以上に「何のために働いているの?」という問いにしっかり答えられる点も大きな魅力だと思います。