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小枝 佳代
プロフィールはコチラ

クラキンコ 2冠達成

2010.6.3
北海道のダービー 北海優駿は、一番人気のクラキンコが制しました。 2冠達成の瞬間です。


 道中は、先行馬を5馬身前に見ながらのレース。 4コーナーで先頭に並び、残り200で追い始めました。
 宮崎騎手が後ろを確認し、ゴール前は持ったまま。 強さを見せてくれました。

 父クラキングオーは、平成12年第28回の勝ち馬。 母クラシャトルは、平成6年第22回の勝ち馬。
  両親に続き、娘のクラキンコが第38回を制しました。 他に例のない事ではないでしょうか。
  この後は、両親が成し得なかった 3冠制覇に向けて 頑張って欲しいと思います。


 この後の ダービーウィークも お楽しみ下さい!





いよいよ本番 ダービーウィーク

2010.5.31
 いよいよダービーウィークが始まりましたね。
前回は、1997年の北海優駿のドラマをお伝えしました。
今日は2004年の北海優駿の日の事です。


 旭川競馬場は開門14時から大勢のファンが来場し、久々に活気のある場内となっていました。

 メインレース 北海優駿の出走馬は10頭(11頭からユミコトヨーコが取消ました)です。
 その中に、北海道でのレースは前年の9月以来になる コスモバルクがいました。
そう、凱旋レースです。

 バルクの雄姿をひと目見ようと、応援ファンが続々と詰め掛けました。

 さぁ、いよいよ決戦のとき。
 ダートが苦手のバルクにとって、旭川の2100mは決して易しくありません。

 でも、ファンは期待しています。 バルクが先頭でゴールする事を。

 道中好位で進んだバルクは、2週目の3コーナー勝負どころで先頭に接近して行き、直線勝負に出ました。
食い下がるセレブセレクション、更にはライフステップ、スタンフォード。 熾烈な叩き合いです。
 そしてゴール直前、バルクと五十嵐騎手の身体が前に出たのが見えました。
実況していた私のトーンも上がり、叫んでいるかのようなゴールインだった事を今も鮮明に憶えています。

 表彰式が行われるウィナーズサークルは、すでにファンでいっぱい。
少し遠回りでしたが、私は検量室を通って表彰式へ向うことにしました。

 途中、丁度レースからあがって来て 顔を洗っている五十嵐冬樹騎手がいて、
「いや〜、めちゃめちゃドキドキしたわ」 と声を掛けると、タオルで顔を拭きながら
「オレだってドキドキしたよ」 と返事がきました。

 ホント、大興奮のレース 忘れられない北海優駿です。



<データ>

 ここで、過去10年の北海優駿の人気別データをご紹介します。

 全国で配布されている小冊子にもデータがありますが、2006年は北斗盃が対象レースでしたので、ここでは あくまでも北海優駿の過去10年でお伝えします。

 過去10年では、1番人気の馬が圧倒的に強いです。
 1番人気 1着 7回、 2着 3回と連を外した事はありません。 又、1番人気が2着の時の1着は、全て2番人気の馬です。 いわゆる 固いレースになっています。

 また、前走が重賞で 1着もしくは2着であれば、更に確立は高くなっています。

 しかし、今年はいつもと違います。 他地区からの参戦があるという事です。
もしかすると、ここで一角崩しが起こる可能性もあるようです。


 門別2000mはとてもタフなコースです。 そして風の影響も受け易いので、
当日の天候や馬場コンディションにも注意をして頂きたいと思います。

 栄冠はどの馬に・・・・・・!?





北海優駿(ダービー)のドラマ

2010.5.25
 北海優駿の歴史は、1973年9月9日から始まりました。
当時はサラブレッド4歳(現3歳)の三冠戦の一つで、春の北斗盃・夏の王冠賞・秋の北海優駿という流れでした。

 その頃のホッカイドウ競馬は、札幌・函館・岩見沢・旭川・帯広と 4月〜11月の間に 各地へ移動しての開催(ジプシー競馬とも呼ばれていました)だったので、その年により 北海優駿も色々な競馬場、色々な距離で行われていました。

 過去37回のコースは
札幌 1800m 2400m 2640m
旭川 1600m 2100m
岩見沢 2000m 2600m
帯広 2100m
門別 2000m

と、9種類もあります。

 2007年、全国でのダービーウイークが始まり、北海優駿にもダービーのサブタイトルが付き施行も6月へと変わったため、三冠戦の第二戦という位置付けになりました。

ちなみに過去 三冠馬となった馬は3頭で

1981年  トヨクラダイオー
1999年  モミジイレブン
2001年  ミヤマエンデバー    です。

 また、現役ジョッキーで北海優駿のタイトルを持っているのは、

井上俊彦騎手  1989年  タキノニシキ
           1996年  クローリバー

川島洋人騎手  1992年  リバーストンホープ

櫻井拓章騎手  1997年  シャーペンアイル
           2003年  ビックネイチャー

宮崎光行騎手  1998年  ロンガーワンダー
           2009年  アラベスクシーズ

五十嵐冬樹騎手 2004年 コスモバルク
           2005年 フリートアピール

服部茂史騎手  2006年  ギルガメッシュ
           2007年  ブルータブー

佐々木国明騎手 2008年 ボク          以上の7騎手です。



 1997年の北海優駿には あるドラマがありました。

 王冠賞を制していたシャーペンアイル、主戦ジョッキーは星野純一騎手(現引退)でした。
勿論、北海優駿もコンビを組む予定でした。 もう一冠を狙って期待に胸膨らませています。

 そんな時にこそアクシデントは起こるのでしょうか・・・。

 一つ前のレースにも騎乗していた星野騎手。 何とスタート直後に馬が躓き、落馬してしまいました。
当時のルールでは、レースで落馬した場合、騎手の身体に異常があるないに係わらず 次のレースの騎乗は出来ないことになっていました。(現在は乗れます)

もちろん、星野騎手は かすり傷ひとつなく元気。 しかしルールですから次の騎乗は出来ません。
そう、次のレースはシャーペンアイルとの北海優駿です。

悔しかったと思います。 その悔しさを歯を食い縛ってこらえたと思います。

 そして騎乗変更で指名を受けたのが 櫻井拓章騎手でした。
騎手ですから突然の騎乗命令は経験しているでしょうが、重賞レース 二冠目を狙うシャーペンアイル。
彼もきっとプレッシャーがあったと思います。

 そしてファンファーレ

 シャーペンアイルは好スタートから先手を取り、マイペースで逃げ ライバルたちを寄せ付けずに4馬身圧勝。 しかもレコードタイムのおまけ付き。 櫻井騎手は初重賞制覇を手にしました。

 星野騎手にとっても、櫻井騎手にとっても、絶対に忘れられないレースである事は間違いありません。


 今年はどんなレース、どんなドラマがあるのでしょうか。 6月1日20:30(予定) 門別競馬場グランシャリオナイターでの 北海優駿をお楽しみに!


 そうそう、今は川島洋人騎手の奥様で元騎手の、安田歩騎手も、1995年ダービーコートで北海優駿を制しています。



 沢山の関係者の想いを背に出走する優駿たち。

 その姿を 心を込めてお伝えしたいと思っています。





ダービー(北海優駿)トライヤル

2010.5.13
今日も気温の低い北海道。
今年は体調管理にも気を使います。

さて、昨日門別競馬場のメインレースは、北海優駿のトライアルレース
フサイチコンコルド賞がありました。

1800mに7頭が出走しました。
スタートから素早く先手を取ったオールナイトボーイが押さえ気味の
ペースで逃げ、残り100mで気合に反応し抜け出しました。逃げ切りです。
注目されたプリモエナジーは、道中好意の追走でしたが、最後は今一つ
伸びを欠いた感じでした。
代わってベルリオーズはプリモエナジーと同位置の追走から G前で根性を
見せましたね。 長い距離の方がいいのかも・・・。

1・2着馬に優先出走権なので、
オールナイトボーイとベルリオーズが権利を獲得しました。


そして今日、北海優駿への他地区出走予定馬が発表されました。

エクセルチェイサー(川崎)
フリーバスティア(大井)
リュウノボーイ(船橋)
ワンダートリック(川崎)

なかなかの強豪が参戦になります。

私としてはやはり地元勢に期待していますので、あと3週の間
十分に臨戦態勢を整えてほしいと思います。

皆さんもご期待下さい。





悪天候の中での開幕

2010.4.30
暴風雨の中始まったホッカイドウ競馬初日でしたが、多くのファンが門別競馬場にお越し下さり、ありがとうございました。
シーズン初戦の第1レースは小国博行騎手が勝利、これが1900勝のメモリアルレースになりました。

初の2歳新馬戦は、アッミラーレ産駒のパフォーマンスが、G前のマッチレースを制しました。
お母さんは、道営重賞ウイナーのプラチナウインクです。

そして、2日目。
まだ雨は止みませんが、風がおさまったのでホッとしました。

そう、2日目のメインは3歳の重賞競走 第34回 北斗盃です。
3歳3冠の第1戦、 勿論 ダービーウイークの北海優駿へと繋がるレースです!

注目馬は、南関東遠征帰りのクラキンコ
昨年は秋のデビューですが、高い水準で3戦2勝のパシコジュリエ
こちらも昨年後半安定感があったサンサンフロア
冬季荒尾で勝つ力をつけてきたトゥバン

その他の伏兵にも気をつけましょう。 ・・・と 某トラックマンのことば。

しかし。。
結果は人気に応えクラキンコの快勝でした。


ホッカイドウ競馬、ゴールデンウイークは、この後 来週5月4日・5日に開催です。

 熱戦にご期待下さい!!


では また。





開幕します

2010.4.28
皆さんこんにちは。
北海優駿を担当させて頂きます ホッカイドウ競馬の小枝佳代です。

ホッカイドウ競馬は、いよいよ今日から開幕です。
昨朝、門別入りをし、バタバタと準備に追われました。
毎年の事ながら開幕前日は 独特の緊張感に包まれます。

今日初日の第7レースには、日本一早い新馬戦が行われます。

「2010開幕記念 スーパーフレッシュチャレンジ競走」です。
1200m11頭立て。
是非是非 ご注目下さい。

第8レース・第9レースはJRA交流競走です。

春一番のホッカイドウ競馬は、しっかり休養組と、他地区遠征組がいます。
良し悪しはそれぞれですが、パドック解説で 各馬の様子をお伝えして参りますので
参考にしていただければ、と思っています。

勿論、3歳馬の様子はしっかり見ておいて下さいね。


ではまた!
小枝 佳代
(北海優駿担当)
1992年〜ホッカイドウ競馬実況放送 担当
趣味:ゴルフ・温泉・サウナ
特技:料理
想い出の馬:ヤマノセイコー
思い出のダービー馬:
2004年 第32回北海優駿 コスモバルク
選出理由:
久し振りの地元レースの出走となったバルクの応援に、旭川競馬場は多くのファンで賑わいました。
勿論一番人気のバルクでしたが、元々ダートが苦手・・・。 彼にとって大変しんどいレースでした。 最後の直線、ゴール前ギリギリでの差し切り勝ち。
喋る私も大興奮。
レース後、顔を洗っていた五十嵐騎手と私の会話・・・
私「いや〜ドキドキしたわ」
五十嵐騎手「俺だってドキドキしたよ」  でした。
意気込み:
馬産地ホッカイドウのダービー 北海優駿。
日本一広いダートコースの2000mを疾走する優駿の姿を全国の皆さんにお伝えできる事を楽しみにしています。
6月1日門別グランシャリオナイターでお会いしましょう

協賛JBCsss(順不同)
主催さがけいばみちのくホッカイドウ競馬tck 姫路名古屋(開催日順)