レース紹介
JBCレディスクラシックの歴史
2011年に3レース目のJBC競走として創設された。日本グレード格付け管理委員会の規定により、12年までは格付けのない重賞として施行。13年に、ダートの牝馬戦としては初となるJpnIに格付けされた。他のJBC競走と同じく開催場は持ち回り。創設年は大井1800メートルで実施され、15、17年も同コースで施行。ほか川崎1600メートルで2回、金沢1500メートル、盛岡、JRA京都の各1800メートル、浦和1400メートルで各1回と、多彩な設定で行われている。このレースの誕生により、夏から秋にかけての牝馬路線が充実。2010年からスタートしたグランダム・ジャパンとともに、この路線の盛り上がりに大きな役割を果たしている。
大井・1800メートル(外回り)

1周1600メートルの平坦コース(右回り)。直線の長い外回りコースを使用するため、全体的に有利不利がなく、各馬が力を発揮できるコース設定となっている。ただ、2000メートル戦と比較すると1コーナーまでの距離が短く、先行争いが激しくなりやすい。そうした際には直線の長さも相まって、差し馬が台頭する場面が多く見られる。また、スタンド前からの発走のため、歓声や音に敏感なタイプはその影響を受けることもある。
(サイツ)