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ダービー(北海優駿)トライヤル

今日も気温の低い北海道。
今年は体調管理にも気を使います。

さて、昨日門別競馬場のメインレースは、北海優駿のトライアルレース
フサイチコンコルド賞がありました。

1800mに7頭が出走しました。
スタートから素早く先手を取ったオールナイトボーイが押さえ気味の
ペースで逃げ、残り100mで気合に反応し抜け出しました。逃げ切りです。
注目されたプリモエナジーは、道中好意の追走でしたが、最後は今一つ
伸びを欠いた感じでした。
代わってベルリオーズはプリモエナジーと同位置の追走から G前で根性を
見せましたね。 長い距離の方がいいのかも・・・。

1・2着馬に優先出走権なので、
オールナイトボーイとベルリオーズが権利を獲得しました。


そして今日、北海優駿への他地区出走予定馬が発表されました。

エクセルチェイサー(川崎)
フリーバスティア(大井)
リュウノボーイ(船橋)
ワンダートリック(川崎)

なかなかの強豪が参戦になります。

私としてはやはり地元勢に期待していますので、あと3週の間
十分に臨戦態勢を整えてほしいと思います。

皆さんもご期待下さい。





「過去を振り返ってみる」

東京ダービー実況担当(予定)の大川充夫です。

南関東地区では、東京ダービーへのトライアルレースやステップレースがほぼ終了しました。

…ええと、ここで「ほぼ」と留保をつけているのは、一般的にステップレースとされていないレースから東京ダービーにむかう馬がいないとは限らないから、なんですが。

それはともかく。

数々の前哨戦を終えて、あとは本番を待つばかり、というところで一度、過去を振り返ってみようと思います。


東京ダービーの過去5年の勝ち馬は以下のとおり。


05年 第51回 シーチャリオット
06年 第52回 ビービートルネード
07年 第53回 アンパサンド
08年 第54回 ドリームスカイ
09年 第55回 サイレントスタメン



05年のシーチャリオットは、早くからダーレージャパン所有の大物として注目をあつめ、三冠戦線でもつねに人気の中心でした。そしてその人気にこたえて、みごとに羽田盃・東京ダービーの2冠を獲得しています。人気も結果も、いわば「中心不動のダービー」だったわけです。

06年は一転して「混戦ダービー」。抜けた実力馬が見当たらず、負けなしの4連勝で東京湾カップを制したシャイニールックが、いわゆる「遅れてきた大物」的に人気をあつめました。しかし勝ったのは、重賞路線組ではなく、特別戦を2連勝してダービーに間に合ったビービートルネード。伏兵が混戦に断!というレースでした。

07年は「3強」の年でした。京浜盃・羽田盃を連勝したトップサバトン、その2つのレースでともに2着のアンパサンド、そして全日本2歳優駿勝ち馬で羽田盃は3着のフリオーソ。ダービーはアンパサンド、JDDはフリオーソが勝ち、終わってみれば3強が三冠をキレイに1つずつ分けあいました。

08年、中心視されたのは、北海道2歳優駿勝ちで全日本2歳優駿2着のディラクエでした。京浜盃を圧勝したディラクエは、羽田盃で2着と敗れましたがダービーでも人気をおとすことなく、今度こそその強さを見せてくれるハズ…と期待をあつめました。が、勝ったのは「同厩舎の人気薄」ドリームスカイ。戸崎圭太騎手は東京ダービー連覇を達成しました。

そして昨年。牝馬2冠のネフェルメモリーが関東オークスではなく、あえて東京ダービーに出走。同厩(船橋・川島正行)の羽田盃勝ち馬・ナイキハイグレードとも激突が話題と注目をあつめました。が、勝ったのはまたしても伏兵。ほとんどシンガリからの後方一気、サイレントスタメンの末脚が炸裂しました。



さて、今年の東京ダービー。過去5年のいったいどの年に状況が似ているのか、というと…。

いやいや。別にどれかに似ていなくちゃイカンということはありませんでした。

今年はことし、過去はカコ(馬名ではなく)。



実績馬か、伏兵か。格か、調子か。


ダービーウイークまで残すところ丸2週間。本番はすぐソコです。





〜気になる金沢&福山勢〜

 春らしい日が、あまりなかったまま初夏へと入りましたが、ファンの皆様はいかがお過ごしでしょうか。ゴールデンウイークの開催を終えて、私はほっと一息つかせていただいている次第です。この休みの間を利用して、資料整理などをしておきたいと考えていますが、思うようにはかどらず。それも本人の意思の問題ですが。

 東海ダービーまで、早くもあと一カ月をきり、ばたばたした状態でダービー本番を迎えないように、自分に言い聞かせる意味でも、ステップレースを中心に検証しておきましょう。

 北陸・東海・中国地区交流競走でもある、東海ダービー。金沢や福山からの遠征馬たちが馳せ参じて、よりエキサイティングなレース展開となった近年。

 5/5のこどもの日に、金沢競馬場では第18回北日本新聞杯が行われ、米倉知騎手が騎乗したスマートパワー(牝・松野勝己厩舎)が、1700mを逃げ切って、重賞初制覇。スマートパワーは、東海地区のファンの方々には、聞き覚えのある馬名かと思いますが、この冬の金沢競馬との冬季交流で、1月~3月の間に名古屋競馬場で4戦して1勝。3歳1組のレースを勝利。また、名古屋のスプリングカップにも挑戦して、逃げて6着だったものの、持ち前の先行力で見せ場を作った。そういった戦歴を重ねて、地元・金沢に戻ってからは、3連勝。いずれも他馬を寄せつけない、ワンサイド勝ち。先行力に磨きがかかり、パワーアップした印象を受けます。名古屋へのコース慣れはありますし、強力な先行馬が見当たらない地元・東海勢を考慮に入れると、展開利も見込めて面白い存在になるのでは。とかく波乱を演出するのは、軽視された逃げ馬とだということは、よくあることですから。

 一方、福山競馬場では、5/2に第37回福山ダービーが行われ、昨年の2歳女王であるムツミマーベラス(牝・末廣卓己厩舎)のデビューから無傷の10連勝を阻んだ、フォーインワン(牡・松本満夫厩舎)が、楢崎功祐騎手の騎乗で、好位抜け出し快勝。地元ダービーを優勝。1800mの持ち時計を大幅に短縮し、まさに伸び盛りといった感じで成長著しい。スタートセンスも良く、レースが上手。ライバルと切磋琢磨することで、お互いを高めあっていきそうな感じが、この福山の2頭にはありますね。ムツミマーベラスにしても、これが年明け2戦目。まだまだ上積みはあるでしょうし。昨年より施行時期が2週ほど繰り上がった福山ダービー。そこから東海ダービーへ直行となれば、調整期間も余裕があり、今までと違った結果が出るかもしれません。

 遠征勢と地元・東海勢が相まみえて、今年も見どころが多い東海ダービーは、6月4日に名古屋競馬場で行われます。ぜひ、お楽しみください。






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