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長田 信也
プロフィールはコチラ

その先にあるもの

2010.6.9
しばらく更新が滞ってしまいました。申し訳ありません。

ダービーウィークが終わりましたね。

このブログも今日が最終更新。
(だから引っ張ったってわけではありませんよ)

各ダービーともそれぞれにドラマがありました。

みなさまお楽しみいただけましたでしょうか?

岩手ダービー ダイヤモンドカップはロックハンドスターが圧倒的な強さを見せ完勝。



前哨戦をみれば予想できたことではありましたが、とにかく強かったですね。

レース後も特に変わったところはないようで、ジャパンダートダービーに向けて

調整をしていくとのことです。

(6月21日の古馬一般戦に登録されています)


菅原勳騎手によると・・・


「この馬自身の力がどこまであるのか、まだわからないので逆に楽しみ」


・・・とのこと。




その菅原勳騎手は、翌日の北海優駿にも騎乗しました。

岩手でデビューしたリュウノボーイ(現在は船橋所属)がそのパートナー。

この馬で南関東地区の3歳重賞戦線も戦っているだけに

ロックハンドスターでの手応えもそこそこ感じている様子が伺えました。


勝ち時計を比較すると


各地のダービー馬はみな強そうですね。



ロックハンドスターには

そんな中で揉まれながら大きく成長していって欲しいものです。

そして、秋のダービーグランプリには岩手の総大将として

各地からの遠征馬を迎えてもらいたいですね。



最後に

このあとの岩手県の3歳ダート重賞戦線を紹介しておきます。

10月24日  盛岡   不来方賞      2000メートル

11月23日  水沢   ダービーグランプリ  2000メートル

(地方全国交流)

今年から地方全国交流競走としてダービーグランプリが復活します。

原点回帰ということなのでしょう・・・
創設時と同じ11月23日に組まれました。
コースも水沢2000メートル。

夏を越して成長した地方所属の3歳馬たちの最終決戦!


それでは、この後も各地の地方競馬でお楽しみ下さい。




拙い文章にお付き合いいただきましてありがとうございました。




未来優駿・・・

2010.5.28
いよいよダービーウイークに突入です。
明後日の九州ダービーから、6月4日の東海ダービーまで全国6地区でダービーがおこなわれす。
ダービーウイークという企画が始まったのは2006年からのこと。今年が5年目となりますね。

創設時に発表されたコメントには「地方競馬の2歳、3歳競走の魅力を高めていく、そのための布石として創設した」とのくだりがありました。
この方針から2008年には、2歳馬たちによって争われる未来優駿シリーズが始まります。
「ダービーウイーク同様、各地の重賞が短期間で一度に楽しめる贅沢感や、先々への期待感を醸成できることが当シリーズ最大の魅力」
ここで言う、先々への期待感というのは各地のダービーへという意識があるのではないかと思うのですけどといいますか、勝手にそう決め込んで調べてみました。

未来優駿とダービーウイークとの関係!
08年未来優駿優勝馬09ダービーウイーク優勝馬
若駒賞(盛岡)ワタリシンセイキダイヤモンドCマヨノエンゼル
九州ジュニアグランプリ(荒尾)ギオンゴールド栄城賞ギオンゴールド
平和賞(船橋)チョットゴメンナ東京ダービーサイレントスタメン
兵庫若駒賞(園田)カラテチョップ兵庫ダービーカラテチョップ
ゴールドウィング賞(名古屋)ダイナマイトボディ東海ダービーダイナマイトボディ

とまぁ・・・
こんな結果が残っています。

ワタリシンセイキは南関東に移籍、北海道所属馬で平和賞を勝ったチョットゴメンナは北海優駿・東京ダービーともに不出走。所属地区を変えることなく、ダービーに出走した未来優駿シリーズ優勝馬はそのままダービーも制しました。
過去1年しかデータがありませんのでこの傾向が今年も続くのか?と言われると困るところはありますが一つの楽しみ方として紹介してみました。

参考までに昨年の未来優駿シリーズ優勝馬をあげておきます。

09未来優駿シリーズ優勝馬10ダービーウイーク
若駒賞(盛岡)ロックハンドスターダイヤモンドC
サッポロクラシックC(門別)モエレデフィニット(登録なし)北海優駿
福山 2歳優駿(福山)ムツミマーベラス(登録なし)東海ダービー
九州ジュニアグランプリ(荒尾)フレーザーハクユウ栄城賞
兵庫若駒賞(園田)タガノバロット兵庫ダービー
ゴールウィング賞(名古屋)パラダイスラビーダ(登録なし)東海ダービー
ハイセイコー記念(大井)ショウリュウ東京ダービー

残念ながら現時点で登録のない馬が3頭ありますが、未来優駿優勝馬が出走してきたならば注目をしてみて下さい。

さて、どんな結果となりますやら。




本番につながるか!?

2010.5.18
16日(日)、岩手ダービーダイヤモンドカップ・トライアル七時雨賞が行われました。

ダイヤモンドカップにつながる一連の競走はこれが最後。いよいよ本番を迎えるだけとなりました。

前回お伝えした通り、ロックハンドスターは出走せず、12頭のメンバーによって争われることに。

人気を集めたのは、阿久利黒賞2着のイシノウォーニング。
次いで同レース3着のダークライ、日高賞は振るわなかったものの
あやめ賞を勝っている牝馬ダイメイジュエリーと続きます。

ファンファーレが鳴って、さあ発走となるはずが・・・

グラドルが枠入りを嫌って、各馬の輪乗りの時間が少々長引きます。

が、それほど入れ込んでいる馬は見当たらず
全馬揃ったスタートが切られました。


ポンと出たのはダークライ、鞍上の山本政は出ムチを入れて前に行きます。しかし、行き脚がつかないのか外から来たセイントビーナスの高橋にハナにたたれてしまいました。

更にイシノウォーニング、ヒバリエクスプレスも加わって、4頭が先行集団を形成、その次の集団の一角にダイメイジュエリーがポジションをとり、中団やや後ろからモエレフットライト、キングレオ、後方からサクラエルセダン等が続くちょっと速い流れ。

コーナーワークとセイントビーナスが控えたことで

1コーナーで主導権をとったダークライでしたが、向正面に入ってすぐイシノウォーニングに並びかけられる厳しい展開に・・・。

これに拍車をかけるように、3コーナー手前に差し掛かるとダイメイジュエリーが加わってくるではありませんか。

この3頭が4番手以下を7〜8馬身引き離した状態で直線コースに向いてきました。


この時点で感じたのは・・・


少しずつポジションを上げてきたモエレフットライトがどこまで迫れるのか?


でした。


もちろん、少し流れが速いなとは思ったものの

先行3騎が粘りきることも想定してはいましたけれどね。




モエレフットライトは内を伸びて差し切っての勝利、着差は4馬身でした。



前回書いたように

距離の経験があるのはモエレフットライトだけ。

小林に乗り替わっていたこともあって常にマークをしていたんです。


逆にマークが甘かったのがサクラエルセダン。

決勝線の少し手前で2着争いに加わりそうな印象を持ったのですけど・・・

立て直すだけの時間がなく

ちょっと悔いの残る喋りになってしまいました。
(すみません)





それにしても

ダークライは実にしぶとい!!



後で聞いたら前半は37秒台と通常より2〜3秒も速い超ハイペース。

上りは42,5秒とバタバタのぺースでも、追い込んできたサクラエルセダンをアタマ差退けちゃうんですもの!



ロックハンドスター不在の競馬でしたから

ダイヤモンドカップにつながるのか?というと

なんとも言えないところはありますが

距離を経験している点は本番でも大きなアドバンテージになることでしょう。



最後に管理する佐藤祐司調教師のお言葉

距離経験があるのは有利になるとは思っていたけれど
今日はハイペースにも助けられたね。

調教を見る限り、右回りよりも左回りの方がスムーズに走れるようだ。



とのこと。


ダイヤモンドカップについても
いろいろと水を向けてみたのですが・・・

強いのがいるからと
終始控えめな先生でした。


では、また。




舞台は盛岡へ

2010.5.17
10日の開催をもって春の水沢シリーズが終了し

盛岡競馬場に戦いの舞台が移りました。



水沢シリーズでは重賞競走が3つ行われました。

3歳牝馬の日高賞       優勝馬 エレーヌ(笠松)

3歳限定の阿久利黒賞    優勝馬 ロックハンドスター

古馬重賞 シアンモア記念  優勝馬 キングスゾーン(愛知)


と・・・まぁ  全国交流競走は大惨敗!という結果。

残念ながらこれが今の力関係なんでしょうねぇ・・・・。

しかーし!

岩手の星!ロックハンドスターがいるではありませんか!
他地区へどんどん遠征して頑張ってもらいたいものですねぇ!

さてさて、そのロックハンドスターはというと

ダイヤモンドカップ直行となる模様です。

盛岡開催の2日目16日に組まれているダイヤモンドカップのトライアル

七時雨賞の登録をしてきませんでした。


前走で少し体重が減っていましたし、そんなに無理して使う必要もないでしょうから。



日高賞組の牝馬を含め登録があったのは13頭。


ロックハンドスター不在で阿久黒賞2・3着のイシノウォーニング、ダークライが勝利を収めるのか。あるいは距離(1800)を味方に好走する馬が現れるのか。


興味深い一戦となりそうです。



個人的に注目しているのは・・・・・

北海道で1700を経験(2着)している




モエレフットライト



距離伸びてどこまで変わってきますかね。




つ、つよい!

2010.5.6
岩手ダービーダイヤモンドカップ・不来方(こずかた)賞・ダービーグランプリへと続く、岩手3歳重賞路線のスタートとなる、重賞「阿久利黒賞」が、5月2日(日)に行われました。


桜満開の水沢競馬場の1600メートルに集ったのは11頭。しかし、直前ハイブリッジオールが競走除外となって、牝馬4頭を含む10頭によって争われることに。

前哨戦のスプリングカップを持ったままで6馬身差をつけた、ロックハンドスターが単勝1,1倍の圧倒的な支持を集め、次いでスプリングカップを2着、前走の平場戦を逃げ切ったダークライ、北海道から中央を経て転入し2戦目となるイシノウォーニングが3番人気で続きました。

ゲートが開き、ます飛び出したのはダークライ。内のイシノウォーニングも前へ行く構えを見せ、最初のコーナーはこの2頭が並んだ状態でスタンド前にやってきました。

4コーナーのポケットにゲートが設けられる、水沢の1600はスタートして200メートル程すると、4コーナーのカーブに差し掛かるため外目の枠に入った先行馬は、位置を取ろうとするとどうしてもスタンド前で脚を使わされる傾向にあるのですが・・・。

10番枠に入ったロックハンドスターはというと、鞍上の菅原勲騎手になだめられるようにしながらも、難なく3番手に取り付いて行きます。

結局1コーナーを回ったところで、イシノウォーニングがハナに立ち、差なくダークライが続くかたちで2コーナーから向う正面へ。
この2頭の直後につけたロックハンドスターでしたが、ここで前の2頭に接近、並びかけて行くではありませんか。

引っかかったのか・・・!?


一瞬そう思ったものの、全くそんな気配はありません。早めにプレッシャーをかけにいったのでしょうね。

3コーナーから4コーナーにかけては、この3頭がビッシリ横に広がった態勢で進みます。

しかし、鞍上の手応えには明らかな差が!

イシノウォーニングの南郷、ダークライの山本政の手綱は激しく動き、ロックハンドスター菅原勲はというと、ピクリとも動かない。

直線に向いてからは馬の行く気に任せて、あとはもう前後左右を確認しながらの安全運転。


それでいて・・・
2着との差は6馬身!!

着差は同じ6馬身でも、スプリングカップとは比較にならないほどの強さを見せつけられたレースでした。

相撲に例えるなら・・・


全盛期の大鵬といったところでしょうか。
(ちょいと古過ぎましたかね?)

北の湖・・・千代の富士
(まだ古いですか?)

そうなると・・・貴乃花ですかね。
(最近引退された方も強かったですけど・・、いろいろありましたから名前は出さないでおきます)


最後に菅原勲騎手のお言葉。

向正面で早めに動いて行ったのは・・・
「今後に向けて厳しい競馬をさせたかったから」とのこと。
「いずれ全国に遠征することになると思うが、強い馬たちに揉まれてもひるまずに強い馬になっていって欲しい」ともおっしゃっていました。

ロックハンドスター。
直訳すると・・・、岩手の星!

凄い馬が出てきてくれましたよ。


では、また。




始動

2010.4.26
2か月半に及ぶ冬季の休みを終え、4月3日から今年度の競馬が始まった岩手の競馬。開幕週から、岩手ダービーダイヤモンドカップに繋がる3歳馬たちの競走が組まれました。

恒例のスプリングカップはダイヤモンドカップへ続く、重賞・阿久利黒(あぐりぐろ)賞のトライアル競走。

勝ったのは断然の1番人気ロックハンドスタ−。
2着に6馬身の差をつける圧勝でした。
3歳牡馬の今季初重賞・阿久利黒賞は5月2日に行われます。

2歳チャンピオンのロックハンドスターを脅かす馬が現れるのでしょうか。

ダイヤモンドカップ当日まで、岩手の3歳馬たちの様子をお伝えしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
長田 信也
長田 信也
(岩手ダービー担当)
実況場 水沢・盛岡
思い出のダービー馬:
第24回優勝馬 シャンハイジャパン
選考理由:
脚部に不安を抱えながらの出走にもかかわらず常に掲示板を確保。
万全の状態だったらという期待感を持たせる馬だったから。
意気込み:
ダービーという一生に一度の大舞台に挑む3歳馬たちの戦いを熱く実況したいと思います。

協賛JBCsss(順不同)
主催さがけいばみちのくホッカイドウ競馬tck 姫路名古屋(開催日順)