『 九州四国地区交流 』
北は北海道から南は沖縄まで、日本全国の競馬ファンの皆様、いかがお過ごしでしょうか。佐賀競馬の実況放送を担当しています、中島英峰です。いよいよダービーウイーク開幕に向けての、カウントダウンが始まりました。おそらく週明けには、九州ダービー栄城賞の出走予定馬が、公式に発表されると思います。そこで今日は、栄城賞に出走する可能性の高い、佐賀競馬の格付上位の3才馬達を紹介します。
今年の3才馬で最上位のB1級は、フレーザーハクユウ1頭だけです。フレーザーハクユウは、昨年の秋に荒尾で行なわれた九州ジュニアグランプリを優勝しています。以下は、馬名そして通算戦績と九州競馬重賞競走成績です。
フレーザーハクユウ 10戦4勝 ジュニアグランプリ1着
フレーザーハクユウ
続くB2級には、5頭が格付されています。そのうち2頭が、今年行なわれた重賞競走のタイトルを既に獲得しました。2月下旬の飛燕賞は、ゴールドセントが優勝。今月上旬の荒尾ダービーは、メイオウセイが優勝しています。
ミクロン 12戦1勝 花吹雪賞7着・飛燕賞9着・ルプランタン賞7着
ゴールドセント 16戦2勝 ジュニアチャンピオン4着・花吹雪賞2着・飛燕賞1着・ルプランタン賞4着
メイオウセイ 14戦4勝 ジュニアチャンピオン3着・飛燕賞5着・荒尾ダービー1着
ブラックガール 9戦1勝 飛燕賞11着
エンデバーマンボ 8戦3勝 ジュニアグランプリ5着・ジュニアチャンピオン2着
ゴールドセント
メイオウセイ
そして現在C1級に格付されているのは、昨年の秋冬と今年の春、いずれも重賞競走を経験している3頭です。
ケイエムサンクス 14戦2勝 ジュニアグランプリ2着・飛燕賞7着
ウインクルム 15戦3勝 ジュニアチャンピオン5着・飛燕賞6着
アッレグレット 12戦2勝 ジュニアチャンピオン8着・ルプランタン賞11着
最後に多くの3才条件馬からは、先日行なわれたステップ競走で優先出走権を手にした、鯱の門特別1着馬セブンワンダーと2着馬ダンツウォッチ。そして今年の重賞競走で上位入賞している、ゴールドルミナスを挙げてみます。
セブンワンダー 7戦4勝
ダンツウォッチ 14戦3勝
ゴールドルミナス 13戦2勝 ジュニアチャンピオン10着・花吹雪賞3着・飛燕賞4着・荒尾ダービー3着
セブンワンダー
ダンツウォッチ
ゴールドルミナス
ここまで九州ダービー栄城賞に出走する可能性が高いと思われる、佐賀競馬の格付上位馬と3才条件馬、合計12頭を紹介しました。ところが栄城賞は、九州四国地区の交流レースです。そして出走枠は、全部で12頭です。私が勝手に名前を挙げた上記の馬達の陣営が、いずれも出走意思を表明するとは決まっていません。しかし当然のことながら荒尾競馬を代表して、何頭か遠征して来るはずです。しかも毎年のように高知競馬からは、海峡を越えて来る馬がいます。どうやら優駿達にとって、生涯で一度しか経験出来ない大舞台への道のりは、想像以上に厳しいようです。
さて今日も最後に、5月の九州競馬の開催日程をご案内させて頂きます。
今週の佐賀競馬は、22日・23日の土曜日・日曜日。
来週の荒尾競馬は、27日・28日の木曜日・金曜日。
そして佐賀競馬が、29日・30日の土曜日・日曜日。
5月30日の日曜日は、ダービーウイーク開幕初日、九州ダービー栄城賞です。
それでは全国の競馬ファンの皆様、今週も地方競馬でごゆっくりとお楽しみ下さい。